子育ても人生も疲れた...そんな時に、読んでみて欲しい本。
こんにちは。元ワーママのmichiです。
休職期間の一年半、私は気力のない日々を送っていました。
一年半もの間です。
長いですよね…
自分自身、ここまで長く心身共に疲れた状態が長く続くとは思いませんでした。
長い期間、自分の心や身体のSOSに気付かなかった(無意識のうちに無視していた)ツケが回ってきたのでしょうね。
自分の想像以上に弱っていたんですね。
自分の内なる心の声に耳を傾けるのは本当に大切なことです。
一度、しぼんでしまった私の夢。
箱にしまって埋めようかとも思ったのですが、ふと立ち止まりました。
この本を思い出したからです。
今の私にピッタリだったので、この本から学んだことや感じたことを書きたいと思います。
…これが、私の『パッション』ってやつかもしれない。
パッションの見つけ方 ボーク重子
「パッション」の見つけ方: 「人生100年ずっと幸せ」の最強ルール | 重子, ボーク |本 | 通販 | Amazon
ボークさんは言います。
パッションがあれば辛くつまらない労働ではなく、働くことが楽しい喜びの時間に変わる。
自分だけのパッションを見つけるということは、生きる意義を見つけ、楽しくワクワクする人生を生きると決めること。
パッションという『軸』を見つけることで、毎日が輝きだすというイメージでしょうか?
でも、パッションなんて、急に言われても、ハードルが高いと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
私も、初めは聞きなれない『パッション』に違和感がありました。
意味が『情熱』ということはわかるけれど、なんとなく腹落ちしない感覚を持っていました。
ですが、読み進めるうちに『パッション』の表すものが少しずつわかってきます。
難しい文章ではないですし、経験などのモデルケースも交えながら、わかりやすく書かれていますので、安心して読み進めて下さい。
『パッション』を見つけるためには、
いつでも好奇心を忘れない。
それから一生学び続ける姿勢。
大人になり、経験が増えると、ついつい経験だけで判断してしまいがちです。
でも、一度立ち止まって、
あなたは、みんなのために何をしたいの?
そのためにはどうすればいいと思う?
自分自身に問いかけると、「なんとなく」の経験でしていたことの意義を見つめなおすことができます。
そして、この問いかけって、子どもにも良いですよね!
早くからこのような視点をインストールしてあげるのは、子どもの『自分軸』を育てる事においても、大切な事だと思います。
自分の頭で考え、自分の内なる声を信じて生きる人になってもらいたい!
子どもの世話をする人から、子どもを導く人にマインドセット。
娘であり、妻であり、母である。
子育て世代の私たちは、たくさんの役割を持っていますよね。
でも、そのたくさん役割の前に『自分』と言う人間がいるのです。
自分は何をしたいのか?
自分はどんな風に生きたいのか?
自分は何のために生きるのか?
役割がどんなに重くても決して見失ってはいけない自分がいます。
一番近くで、しかも、すごく真剣に興味や関心を持ってくれているのは、子どもではないでしょうか?
今、五歳の娘を育てていて、時々、思うことがあります。
「こんなに愛されたことはない。」
自分の全身全霊をかけて、無償の愛を注いでくれているのは、実は私たち親ではなく、子どもなのではないか?と。
おそらく、五年後、十年後は違うでしょう。子育てはいつか終わりがきます。
だからこそ、今の自分が、『私らしく楽しく生きている』と、彼女の目に映ればいいなと思います。
パッションを育てるときに役立つ4つのマインドセット
1.急がない-気長なマインドセット
2.楽しむ-楽しいことを純粋に楽しむマインドセット
3.希望をもつ-どんなときも、できると信じるマインドセット
4.逃げない-無理という逃げを断ち切るマインドセット
私が、この中で、一番響いたのは、『無理という逃げを断ち切るマインドセット』でした。
無理という言葉ほど簡単で強力な言い訳はない。
諦めることほどらくなことはない。
一時的な失望から自分の心を守るため、諦めるという簡単な道を選んでしまう。
まさに、今までの私。
上手くいかないと感じ始めると、失敗した惨めな自分を直視するのが嫌で、最後まで挑戦することを避けて、諦める道を選んでいました。
なので、中途半場な挑戦の残骸が私の通ってきた道には山積みに…w
ですが、自分がどんなときに嫌になるのか、諦めたくなるのかというパターンを知り、事前に対処法を用意しておくことや、自分がハッピーになれる言葉などを書き出したノートを読むのも、辛いことも乗り切れるそうですよ。
私が、読み終えて、一番心に残ったのは、
自分が心からやりたいと思うことに正直に耳を傾ける=直感を信じる
思い込みや固定概念は剥がして、自分なら出来ると信じること
どんな時も、自分とまっすぐ向き合い、自分を信じる。
もちろん、簡単なことじゃないです。
でも、出来ないことでもないのでは?
そう思わせてくれる本でした。
ボーク重子さんは、他にも著書を出されています。
『パッション』はボーク重子さんの考えの核となるものですので、他の本も合わせて読まれるとより理解が深まるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!