今日もハクナマママ

片付けられない元ワーママが家もココロも片付けられるようになるための試行錯誤の日々を綴ります

母娘のジレンマ。ママみたいになりたい!?


こんにちは!

4歳女の子のママ、michiです。

ワーママ4年目、両親遠方、

夫は、不規則&多忙な仕事の為、平日、休日も、ほぼワンオペ育児

 

なので、
わが家は、夕食も、私と娘2人の場合が多いです。
私は、母親が栄養士だったこともあり、食に関してこだわりがある、人より気にする、傾向があります。

『一汁三菜』と言う昔ながらの、日本の家庭料理で良いとされてきたもの、

それをベースに、なるべく野菜を多く、多品目で、『まごわやさしい』も意識ながら、献立を立てています。

働きながら、少ない時間で、多品目を作るのは難しいけれど、効率を考えながら、なんとかやってきました。

『子どもの健康の為』

と、思い込み、せっせと作り続けてきたわけです。

 

ですが、これって「一体何のため?」と考えさせられることがありました。

 

昨日の夕食でのこと。

夕食で出した一品を、娘が口から出していました。

「うぇ〜!これおいしくない!」

と言われ、

私は「そっかぁ〜」と言いながら、おいしくないと言われた料理を下げました。

それと同時に、
「せっかく作ったのに」
という気持ちに、

がっかりした気持ち

と、小さいけれど、確かな

イライラの種

を自分の心の中に見つけてしまったのです。
そして、私のがっかりとイライラは、当然娘にも気づかれます。
子供って本当に敏感ですよね!
娘はその後、その他のご飯を全てきれいに食べ終わりました。
そして
「ママ見て!ピカリできたよ!」と言いました。
(全部残さず食べたよ!という意味です)

「わー!えらい!ありがとう!」 

と、言いながらも、心の中はモヤモヤしていました。

それは、私の心の動きに影響された娘は、

私の顔色を伺いながらご飯を食べていたのです。

 

どんなに栄養バランスの良い食事だって、親の顔色を伺いながら食べていたんじゃ、美味しくないだろうな。

そもそも、『完食する事』が娘の目的になってしまっているので、美味しいと感じるかどうかは二の次になってしまっている…

 

 

それって私がしたかったこと?

 


ネットでも本でもよく見かけます…

もちろん、私もわかっています。

食事は家族で楽しく食べることが何より大切

 

土井善晴氏の『一汁一菜でよいという提案』が話題になった事もありました。

勝間和代氏の『食事ハック』などでは、ホットクックなどの選りすぐりの家電を活用して、料理を仕組み化し効率を上げる。

気になる!
私もやってみたい!
じゃぁ、やってみればいいじゃない!

でも、なかなか出来ない!


できない理由は??

私の場合、

小さい頃からの毎日の食卓の記憶…

家の料理はおいしくて、たくさんのおかずが色鮮やかに並べられている。
家の料理とはこういうものだ。
と、無意識に思い込んでいた事に気付きました。

 

幸せな家庭は…とか、

幸せな家の料理は…とか、

こうあるべき!!

と、べきべき論で考えてしまっていたんですね!

 

んーーー無意識、おそるべし!!

 

 


そしてもう1つ。
私が引っかかっていたのは、母の料理への愛情。

 

実家の父は、母の作った料理に対して、ほとんど「おいしい」と言わない、典型的な昭和のお父さん。

なので、母はよく、

もっと「おいしい!おいしい!」って食べてくれる人だったら、もっと料理を作るのが楽しかったと思うし、もっといろんな料理に挑戦したかった…

とよく言います。

私の夫は、家でご飯を食べる時は「おいしい!」と言ってくれます。

(少なくとも父と比べると)

なので、それを見る母は、「羨ましいわ」とよく言います。

 

そこで、基本真面目な長女気質の私は、思うのです!

頑張らなくちゃ!!

せっかく美味しいって言ってくれる人がいるんだから!!

と、思ってしまっていたんですね〜。

 

母の課題を、自分の課題だと勘違いしていたのです。



母は母。
私は私。
母と同じように作らなくっても良いじゃない!?

それで、子どもに対して不機嫌になるくらいなら、手抜きだと感じても、色々試して、我が家の落とし所を見つければ良いじゃない!?

 

と。思い至りました!

 

ですが、それでも、少し違和感。

 

『食育』

 

って意味ではどうなんだろう??

 

でも、毎日完璧な食卓じゃなくても、食育は出来る!

 

わかっていても、違和感を感じるのは、やはり、

 

母親をお手本として、母業をしている

 

から。なのかもしれません。

 

んーーーこれは、母娘にとっては、『あるある』な悩みなんだろうなーー。

 

まだ母歴4年!

少しずつ、試行錯誤しながら、

私なりの『お母さん』

になっていきたいと思います!

 

いつか、娘に

「ママみたいになりたい!」

と、言われた時に

(もちろんその気持ちはすごく嬉しいけど(笑)

 

「自分らしいママになってね!

もちろん、お手伝い出来ることはするからね!」

 

と、言えるように。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!